今日は夏至!
しかし残念ながら…
東日本は大雨に見舞われております(+_+)
この黄色い花はこの間晴れている日に撮りました!
さて、今日は
【エコチル調査】
vol.3
~調査の仮説と途中経過~
をお送り致します!
前回の記事では、
エコチル調査の問題点について
お話ししました。
東京都で実施されてなかったり、
人口密度の低い地域で実施していたり、
化学物質の危険性を調べるだけで、
排除する気はない、ということです。
そして、調査期間の長さ!
13年間+5年間の解析期間です。
2032年に研究結果が出ます。
しかし、それを待っている間にも、
どんどん化学物質は子供を始め、
多くの女性の肌を脅かしています。
今日はまず、【調査の仮説】について。
この仮説が元で、調査をしています。
エコチル調査は…
「胎児期から小児期にかけての化学物質曝露を
はじめとする環境因子が、
妊娠・生殖、先天奇形、精神神経発達、
免疫・アレルギー、代謝・内分泌系等に
影響を与えているのではないか」
という仮説の解明を目指しています。
(環境省エコチル調査公式ページより引用)
と、あります。
つまり、母親が身ごもった時点から、
化学物質の曝露
(ばくろ;さらされるという意味)で
子供にはどのような影響(障がいや病気)が
あるのか、それを解明するということです。
「化学物質」の定義と含まれる製品
残留性有機汚染物質
→ダイオキシン類
プラスチックを燃やすと発生
→PCB(ポリ塩化ビフェニル)
タバコの煙、排気ガス、ごみの焼却
→有機フッ素化合物
界面活性剤・家具・化粧品・洗剤・衣類など
→難熱剤等
ゴム・繊維・紙等に含まれる、
燃えにくくする物質
重金属(水銀・ヒ素・鉛・カドミウム等)
→PM2.5・殺虫剤・科学肥料・化粧品など
内分泌かく乱物質
→環境ホルモンとほぼ同じ。
化粧品・日用品にも含まれる。
VOC(揮発性有機化合物)ベンゼンなど
→塗料・接着剤・洗浄剤・柔軟剤・芳香剤など
こんな感じです。
化粧品・洗浄剤・殺虫剤・柔軟剤・芳香剤など…
「それって、身の回りの全部じゃん!」
はい、その通りです。
それだけ現代日本は、
化学物質と大のお友達なのです。
どれだけ成長期の子供にダメージを与えるのか?
それを解明しようというのです。
そして、【途中経過】について。
現在、わかっていることはほぼありません笑
さることながら、
育児の環境などのアンケートが
ホームページで紹介されていました。
たとえば、
・親の、
パソコン、ゲーム、携帯電話の平均使用時間
→「1時間以内」と答えた人が全体の62%
・妊娠時に喫煙をしていたか?
→喫煙していた人が全体の5%
などなど、研究成果というよりかは、
成果を導き出すための事実確認、ですね。
今日でエコチル調査について、
連続更新は終了となります。
また、何か新情報が入り次第、
お伝えしたいと思います!
エコチル調査を調べてみてわかったことは、
研究も大切だけれども、
すでに蔓延している化学物質の脅威を
とにかく訴えていくことも大切!ということです。
特に子供の発達障害は、
現場の教員や、親たちも、
以前に比べて確実に増えていると、
気づいています。
先日のNHKの番組でも、
取り上げていました!
発達障害と化学物質の関係について、
来週、取り上げる予定です!
自分はまだ大丈夫、とか考えている人も、
この機会にぜひ、ご自身の生活を
見直してみてはいかがでしょうか?
健康に気を遣うことが、
最近の流行になりつつありますが、
化学物質を無視して「真の健康」はありません。
そして「真の美」もまた、ありません。
筆者はこれからも、
シナリーのアドバイザーとして、
もっとたくさんの人に「事実」を
知って頂くために頑張ります!
※よろしければ、
下の「参考になった」「素晴らしい」などの、
投票ボタンをクリックしていただけると、
筆者は何よりの励みとなりますので、
何卒よろしくお願い致します!↓